バリエーションを踊る事

こんにちは!TOMOAKIです。

 

昨日は寒くてビックリでしたね!
こう「寒い」「暑い」が繰り返されると、さすがのバレリーナも体調を崩してしまいますよね(汗)
昨日のレッスンで、身体のいろいろな部分が何度も「つる」人がいました。
「ミネラル不足」だと思います!
とにかく、栄養のある食事をとって早く身体を治して欲しいです。

 

という事で今日の質問↓
〜今度、発表会でバリエーションを踊る事になりました。現在、振り付けを教えてもらっているのですが、振り付けが簡単なものに変更されていて、ハッキリ言って人前で踊りたくありません。
バリエーションの振り付けって、そんなに簡単に変えてしまっていいものなのでしょうか?そもそもバリエーションってなんなのでしょうか?
TOMOAKI先生の意見を聞かせていただけると嬉しいです。〜

 

バリエーション(ヴァリアシオン)

という言葉はフランス語で「変化・変形」という意味で、音楽用語としては「変奏曲」という意味を持つ単語から転用されてバレエ用語になったものです。
個々のダンサーが自分の持つ解釈の技能を表現できる点で、オペラにおけるアリアと同様の働きを持ちます。

通常、伝統的なバレエのバリエーションでは、オペラで歌手が同じ歌詞を歌うのと同じで、全てのダンサーが同じ振付で踊るのものです。
こう言うものが作られる時には、作者や振付家、作曲家たちが一堂に会し、

「登場の音楽はこうしよう!」
「あそこから出たいから舞台装置はあっちにあったほうが…」
「衣装が….」「照明を…」
などなど、沢山のプロフェッショナル達が激論して色んな事が決定されていきます。
そしてダンサー!!
スターダンサーに合わせて演目や踊りが作られる事はもちろんなのですが、作品が決まっていればそれに合う踊り手があてられて踊ることになりますよね。
なので、昔のプリマ達の中には、
「有名なバリエーションでも自分に合わないので踊った事がない!!」
と、いう人もいる訳です。
そして、そのバリエーションの持っている雰囲気や振付…その他の沢山の要素と、ダンサーがぴったりと合った作品を見た時に、その美しさ、華やかさ、素晴らしさ、芸術性に、
人が心を打たれて【感動】するんです!!

だから、皆さん「バリエーション」が踊りたくなるんですよね
古典のバリエーションが舞台でその美しさを最上に輝かせる時とは、舞台装置やコールドダンサー、パートナーのダンサー、
ダンサーの人間力とスキル、その他の沢山のものが完璧に整った時なんです!!

でも、全てがそろってないから「踊ったらダメ」と、言っている訳じゃないです。

皆さんも、目標をもって頑張っているんですよね。
その訓練の1つとしてバリエーションを練習する事はとってもいい事です。
でも、バリエーション1つ1つに歴史が詰まってるという事は理解しておいてほしいです。

どうしても踊りたいバリエーションだからって、スキルがないから


振りを簡単にして

曲をゆっくりにして
立てないからバレエシューズで….
って、どんどん妥協点を増やしていくより、創作を踊って今の自分が最高にできる事を取り入れた振りで「正しく踊る」方が絶対に自分の為になると思うし、プラスにもなると思います!
それに、妥協の塊バリエーション

は、その作品を作り、伝えて来た方々に対して「失礼」にあたるんじゃないかな?


と、僕は思います。

 


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