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またまたコンクールのお話

おはようございます!TOMOAKIです。

 

夏まであと少し!と、いったところでしょうか?
最後の「微妙な空模様」が、続きそうな東京の空ですが、この曇りの何日かを過ぎたら、もう完全な夏が訪れそうですね。
ん?
何か日本語変だったかな(笑)
とにかく夏がそこまできていますよね
短い夏を楽しみましょう!!そして、とにかく水分は摂ってくださいね!
後、ご飯もしっかり食べましょう!
暑くて食べる気しないのは解りますが、食べないと本当に倒れてしまうので…

 

では、今日の質問↓

 

〜質問させて下さい。日本のバレエコンクールのレベルってかなり高いと思うのですが、そんな日本人でも、海外のバレエ団のオーディションに受かるのはかなり難しいと言っていましたが、それは何故ですか?
コンクールを見ていると、技術は申し分ない人ばかりなので、表現力を伸ばす時間の余裕もあると思うのですが、どうして日本のコンクールはダメだっていう人がいるのでしょうか?〜

 


まず、日本のコンクールのレベルが高いとは、どのコンクールの事を指すのでしょうか?
日本にはかなりのコンクールの数がありますが、最近では「発表会レベル」の、誰でも参加できる様なコンクールも、かなり多いです。
この子大丈夫?って言うような人ばかりのかなりシュールなコンクールもありますよね(汗)
全てが、そう言ったものじゃ無いにしても、かなり高いレベルというコンクールはごく僅か…むしろ僕からしてみると「無い」に等しいと感じます。
たまに飛び抜けた、いわゆる才能ある人もいますが、日本の教室で育つ多くの人達は、コンクール用のバリエーションしか踊れません。
基本かなってない人が殆どです!

だって、基礎のレベルが低いのに、バリエーションの練習ばっかりやっているから…
全てじゃないですが、事実、
まともに振り付けを教えてもらえず、DVDで覚えさせられ、一度も習ったこともない様な事を見よう見まねでいきなり踊らされ、ちゃんとしたやり方も解らないまま、ただひたすらバリエーションの練習に明け暮れている!
という現状ですからね(涙)
殆どの人が、バレエを踊るうえで一番大事な事を学ばないまま、基本もそこそこに、日本人の持ち前の、「器用さ」と「努力」と「根性」だけで踊っているんです。
なので、ある意味バリエーションはかなり上手く踊りこなす事ができるんです。ただそれの殆どが「力技」なのが多いと思います。ピルエットも無理やり感覚だけで回ってる。フェッテも回ってるだけ。体操です。芸術性が全くないんです。

だから、海外のバレエ団には受からないんです。

バリエーションが出来て当たり前。でも、バリエーションしか出来ないんです!
プリエもタンデュもまともに出来ないのにフェッテだけは回ってみせる、そんな子達がものすごく沢山います。
バレエの技術は、回ったり飛んだりする事だけでじゃありませんよね。見た目の美しさも絶対に必要でだし、どんなに回れても、脚を高く上げる事が出来ても、本物の基礎を土台に持った動きや身体とは全く次元が違うものなんです。
バレエの美しさは、完璧な基本と、その教育があればこそのものなんですよね。
日本は残念ながら【教育】が欠如しています….
「上手くなる為に海外に行って勉強したい!その為にはコンクールでスカラをもらわなきゃ!!」
となる訳ですよね?
その一方、コンクールの弊害が沢山あります。一番の弊害は、きちんとしたバレエ教育の妨げになる事だと僕は思っています。
まだ未熟な生徒には勘違いして欲しくないですよね、バリエーションが1曲踊れたからって、「まだまだ自分は出来上がっている訳じゃない」という事をもっと認識して欲しいと思ってます。

なんだかんだ言っても、国際レベルでは日本人のレベルはまだまだ低い方だと思うし、留学して現地の生徒に混ざってレッスンした人でも、あまりのプロポーションの違いや、基礎技術の高さと教育の違いに、傷ついて帰って来る人も沢山います。
「スタイル」
「基礎」
「ターンアウト」
などは、人種や骨格のせいだけではありません!!
本当にやるべき事を全く教わっていない…
徹底した基礎を叩き込まなくてはいけない時期に、小手先の技術ばかりに夢中になっている….
その結果、
「全くバレエの身体も基礎も出来ていない子供達」で溢れてしまっているんです。
日本人でもビジュアル的に綺麗になれる可能性は充分あります。外国人でも趣味でやっているだけの人は美しくない人もいますよね。
選別と教育の違いが物凄く大きいと思います。
日本でも、もっと
「本物のバレエ教育」を「厳選された子供達」に行うようになったら、もっと国際的に活躍できる素晴らしい人達がたくさん生まれると思います!
現在のようなコンクールのあり方を見直して、もっとバレエの本質を学べるような、教育的意義のあるものであって欲しいと思っています…

 


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