脚を高く上げてキープさせる為には?

おはようございます!TOMOAKIです。

 

つい最近、僕は念願だった事が叶いました。

その準備の為に色々とお金や時間をかけ、やっと叶った時の達成感は半端じゃないですね。

また次の目標を見つけ、それをクリアする為にお金や時間を使おうと思います。

今日も頑張ろ!

 

それでは今日の質問

 

〜こんばんは。

私は元々足を上げてのキープ力が無くて、先生に努力しなさいとずっと本格的にやり始めてから言われていました。その頃はよく分かっていなくてあまり努力していませんでした。勿論今では後悔しています。

それで数年前から頑張ってトレーニングしてきました。でも、全然出来るようにならなくて、やっと最近(数ヶ月前)やり方が悪かったことに気付きました。それまではただ高くあげようとしていたのだと思います。

気付いてからやり方を見直して頑張っているのですが中々出来るようになりません。キープ力が無いので高く上げると内足になってしまいます。

前と横に高く上げてキープをするのに必要な筋肉や、トレーニング、その際に気を付けることを教えてください。〜

 

出来ているかも知れませんが一応言っておきます。

まず脚を高く上げる為には何と言っても「柔軟性」が必要です。身体が柔らかくないとどうにもなりません。バレエの動きは全身運動なので、全身のストレッチが必要ではあるのですが、中でも脚を高く上げる為には最低でも「長座屈身」「開脚」「前後開脚」「ポールドブラ」「アンディオール」については、自分の可動範囲最大まで伸ばして動かせる様にしておきましょう。

もちろん身体が柔らかいだけでは脚は上がりません。筋力と上げ方のテクニックが必要です。

「前」「横」「後」の3方向共通して脚を高く上げる主な筋肉は「腸腰筋」です。

脚が高くなればなるほど、この腸腰筋が脚を上げ、そして腸腰筋が上げた脚を支えます。

ですので「脚を高く上げたいなら腸腰筋を上手く使え!」と言う事になります。

片脚を軸として動作を行う時は、まず「軸側と体幹のコントロール」に神経をさきましょう。

レベルが上がれば上がる程、7割8割の神経を軸側と体幹に集中させて身体のコントロールを行います。

動脚は普段のレッスンで習慣となり、身体が覚えているので「アンディオール」と「充分な伸び」「高さと位置」「スピード」等に少し神経を割いている程度ですよね。

まーこれは個人によってこの割合は変わって来るのですが、僕が言いたいのは「それほど軸脚側への意識は重要」だという事です。

軸側のコントロールの目標はかなりシンプルですよね。

・動脚に負けない強い芯を作る事

・どんな変化にも対応できる様に重心を上へ引き上げておく事

です。

土踏まずから始まった脚の付け根ポイントを通った芯のラインが背中を通る場所は、土踏まずの真上に乗せた背骨の中か、背骨のわずかに軸脚側寄りライン上が理想ですね。

これは「上げる脚の高さに」よって爪先側へ少し移動したりします。

片脚立ちでよく、腰を軸側にくの字に出っ張って座り込んでしまうような体重の掛け方をてしまっている人を見かけますが、これでは軸脚も動脚も上半身も連動していなくてバラバラです。土踏まずから頭の上までのラインが垂直になりません。

出来るだけ床から垂直なラインを意識して「身体の芯」を作る様に心がけて下さい。

まだまだ言いたい事は山積みなのですが、今回はこの辺で1度区切らせていただきます。

脚を高く上げてキープしようと思った時、「タンジュ」の段階で全てが決まります。

動脚、軸脚、上半身の使い方、それら全てが綺麗なポーズを実現させます。

ただ「脚の筋力がないから脚が上がらない」のではないです。

全ての動きの「関連性」を考えてトレーニングを頑張ってみて下さい(^_−)


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