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オデットとオディール

おはようございます!TOMOAKIです。

発表会やコンクールなどで、バリエーションの練習をしている人からの質問で多いのが、

「テクニック的なもの」

「役作りについて」

です。個別に返事するのが大変になってきたので、それぞれのバリエーションに対して「役作り・テクニック」のポイントをまとめて書きます。

【オデット】

ハイライトはなんといっても第2幕のグランアダージョです。
ここでは愛の不安やときめきを演じましょう。白鳥の羽をイメージする腕の動きにはとりわけ表情が求められます。柔軟に流れるように伸びやかに踊りましょう!
そして、オデットの苦悩を表現するのもこの腕の動き!!
もがいたりとまどったりといった心の葛藤を描き出しましょう。
腕は外側へまわしながら指の第一関節まですべてを使い、しなるように動かします。腕や指に謳わせるんです!
この時のコントロールは肘で行います。
このコントロールにより立体感が生まれまるので、この肘のコントロールはかなり重要なポイントだと思って下さい!
腕の表現だけじゃなく、足にも「表情」が必要です(難しい要求ですが…)アラベスクやアチチュードを完成させるためにはアンディオールがしっかりと出来ていないとダメなのは分かりますよね?
この「アンディオール」が不十分だとラインがくずれたり、美しさが損なわれる原因にもなります….
流れるようなラインをイメージしながら踊りましょう!!

【オディール】

妖しい魅力で王子を迷わせる「オディール」とはいったいどんな女性だと思いますか?
自分の魅力に自身をもっている女性であることは間違いないようですね!また、「オデット」と「オディール」は別人じゃなく、1人の人間のなかの善と悪を表している!
という解釈も存在します。

オディールを演じるときには、悪女という役柄に対するイメージをしっかりと作っていく事がポイントになると思います。
同じアラベスクでも、オデットとは好対照ですよね!
視線や表情….1つ1つの動きのなかに精神性を表現する事が大切です。
踊る時には、胸をひらき、あごを引きましょう。
登場人物に視線をそそぐ時も、目線は常に上から下へ!!
王子を後ろ姿でも魅了できるように、ぜったいに後ろを向いてはいけません!!
袖に下がるまでは振り返りません。

悪女というのは自分の欲望をまっすぐに見つめて突っ走っていく事に、なんのためらいももっていないです。

そして、第3幕の舞踏会のシーンでは、オディールの「32回転グラン・フェッテ・アン・トゥール・ナン」が見せ場ですね!
これは、悪魔の勝利を象徴する技なので、不安定な印象になってしまったら意味がありません!!
つま先は肘をまっすぐに伸ばし、しなやかに回転を継続させ、華やかに盛り上げて下さい!

また、他の人物についても書きますね(^_−)−☆


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