おはようございます!TOMOAKIです。
バレリーナは「踊りのスキル」はもちろんなのですが、「表現する力」も、とても必要になってきます。
相手に何かを伝える為に、身体全身を使って表現します。もちろん「顔」もです。
今日は、そんな「顔(表情)」についての質問に答えます。
それでは今日の質問↓
~こんにちは
今度、発表会でコッペリア第3幕の『戦い』を数人で踊ることになりました。
この踊りは、生活の中の出来事を象徴する鐘の踊りの一つだと本やネットで調べて知ったのですが、毎回、笑顔で踊っていいのか考えてしまいます。
先生には「戦いっぽい顔をして!」と言われるのですが具体的にどんな顔をしていたらいいのかイマイチつかめません。
この踊りを踊るときは、どんな心情でどんな気持ちを込めてどんな顔をして踊ればいいのか教えて頂きたいです。
宜しくお願いします。~
コッペリアの第三幕は、基本的に「村のお祭り」と言う設定ですよね。
なので、実際に戦う訳ではないので殺伐とした空気感を出すと言うよりは、フランツとスワニルダの祝宴としての「祝いの場」の空気感を出す必要がありますよね。
時~曙~祈り~仕事~結婚~戦い~平和
と、祝宴の踊りが続いていくのですが、その中でも「戦い」はとても表現する事が難しいですよね。
「祝宴」なので、時に笑顔を見せているダンサーもいますが、基本には「素の顔」で良いと思いますよ。
演出家の考えによりますが、「勇ましい顔」「素の顔」を上手く使い分けて踊ると良いと思います。
発表会、頑張って下さいね(^_−)−☆