おはようございます!TOMOAKIです。
色んなダンサーと知り合って話をすると、本当に勉強になるしいい刺激を受けるよね。皆それぞれの考えを持っていて、それぞれのスタンスで踊りと向き合っている…。人と会って話すって大事だなぁって感じてます。
それでは今日の質問↓
〜TOMOAKIさん。初めまして。質問をさせていただきます。
「将来性とは」という点について質問させていただきたいと思います。
私は劇団四季を目指しています。オーディションはバレエ部門の審査で、来年受けようと思っています。
劇団四季の公式のオーディション情報のページに「個々の可能性と今後の可能性に注目して選考を行なっている」とあるのですが、今後の可能性とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
私が考える将来性がある人材というのは、体の正しい使い方によってラインが綺麗出ている人や、周りの空気をつかめるような雰囲気を作り出せる人だと思うのですが、TOMOAKIさんが見て「この人は将来性があるな」と思うような方はどのような物を持っている人ですか?
プロの方はどのようなところを見て、その人の将来性や可能性を見つけ出しているのかを教えていただきたくて質問させていただきました。〜
これは見る人の主観によって変わってくるものですよね。芸術分野での審査でなら尚更そう思いますね。
因みに僕が思う「将来性のあるダンサー」とは….
・身体能力
・基礎力
・表現力
・音楽性
・容姿
これらを総合的に判断して評価します。
「個々の可能性と今後の可能性に注目して選考を行なっている」ですが、先ず「個々の可能性」は、先ほど言った身体能力、基礎力、表現力、音楽性、容姿の能力値の高低で判断します。
そして、「今後の可能性」とは、それらの能力値の高低を踏まえて、「今後このダンサーは何が出来る様になるのか?」と言う部分を「審査員の主観」で判断します。
具体的に簡単に書くと…
「めちゃくちゃ回るんだけどフォームが汚いんだよなぁ…」
「脚は上がるけど上半身がブレブレだな…」
「落ち着いた地味な踊りだけどしっかりとアンディオールされているな…。この子は将来伸びるかもしれないな」
「ジャンプが綺麗だな…。もう少し筋力をつければもっと伸びるかも?」
「彼女はとにかくスタイルがいいな…。基礎を徹底的にやらせれば光るかも?」
などなど。
書き出したらキリがないくらいですね。審査員はそんな事を考えながら、皆さんを見て判断して評価します。
皆さんが思う「将来性のあるダンサー」が皆さんの将来の姿です。そんな皆さんの将来の姿が、審査員に透けて見える様な踊りを踊れれば、審査員はしっかりと評価してくれると思いますよ。
オーディション、頑張って下さいね(^_−)−☆